Google社員向けChromeのカレンダー監視機能に対し批判
2019年10月29日 18:02
Anonymous Coward曰く、
Googleが社員のPCにインストールされているカスタム版のChromeブラウザに、「報告」機能を追加しようとしていたとして批判されているという。これに対しGoogleは監視目的ではないと主張したようだ(Bloomberg、CNET、Slashdot)。
問題の機能は、10部屋以上もしくは100人以上の参加者がいるイベントを作成した際に自動的にその旨を通知するというもの。この機能について言及された社内メモでは、社員の組織化を把握するためのものだと記されていたという。
一方でGoogleはこの機能について、多数の従業員のカレンダーにイベントを自動追加するような行為について事前によく確認するよう求めるためのものであり、監視目的ではないと主張している。Google社内では共有カレンダーを使ったスパム行為が増えており、これに対応することが目的だという。