講談社、東京・池袋にLIVEエンタメビル開業 20年春に ライブ事業参入へ

2019年10月27日 18:43

 場所は東京・池袋の駅東口、サンシャイン60通り中央。講談社が「LIVEエンターテインメントビル」を開設し、さまざまな企業との連携のもとライブ事業に乗り出すという。2020年春の開業を目指すとしている。

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 この場所にはもともと「シネマサンシャイン池袋」という老舗の映画館があった。2019年7月12日に閉館していたのだが、「LIVEエンターテインメントビル」として再利用されることになるのはその建物である。

 ちなみに余談ではあるが、映画館そのものは元の場所から徒歩3分の場所に「グランドシネマサンシャイン」の名で、シネコンとして再オープンしている。

 池袋は近年、アートの街として注目を集めつつある都内スポットの一つだ。管轄する豊島区は「国際アート・カルチャー都市構想」を推進、映画館や劇場・漫画やアニメなどのサブカルチャー、そしてその他のジャンルを超えた文化の併存する文化都市を目指している。そのために、大型の施設の建設などが続く。

 新しい施設は、名称はまだ決まっていないが、地下2階から地上9階までの建物の1~3階を除いたエリアに展開される。ビル全体にテーマ演出を施し、劇場、ライブスペースなどの4ホールと、コラボカフェや物販エリアなどが置かれるという。

 講談社によれば、小説や漫画、ゲームやアニメなどのサブカルチャーを至近距離で体験できる、アーティストや役者、声優にユーチューバ―などの新たな才能が発揮できる場所になる、とのことである。

 10月24日には「2020年春開業」をうたったティザーサイトも開設している。(記事:藤沢文太・記事一覧を見る

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