ユピテル、新型光オービス対応の新型レーダー探知機「LS700」発売
2019年10月18日 11:22
ユピテルは、新型光オービスに対応したレーダー探知機「LS700」を新にラインナップに加え、販売を開始した。光オービス対応のため、レーザー式移動オービスにも対応。エスフェリックレンズを新たに採用することで探知範囲が広範囲になり、従来品と比べ探知距離は3倍にアップした。
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速度取り締まりを探知するレーダー探知機は、1980年代初頭から市場に多く見られるようになったが、まだまだその制度は低く誤作動が多いものだった。しかし、技術の進歩で誤作動のないレーダー探知機が発売されるようになり、当時は助けられた人も多いだろう。
その後、当局も取り締まり方法を進化させて、従来の探知機では使い物にならない取り締まり方法が導入されるようになっていく。そしてそれを追うように探知機メーカーも新機種を販売し、現在に至っている。
そもそもレーダー探知機など安全運転をしているなら必要ないと言い切る人もいる。しかし、本当にそう言い切れるだろうか。
日本の道路事情は、他の先進国と比べて制限速度以内で走行している車が圧倒的に少ないことでも有名だ。そう、ドライバーは一旦ハンドルを握るとスピード違反を犯して走っている人がほとんどということになる。
実際に、一般道路でも高速道路でも車の流れは明らかに制限速度を上回っていることに気づくはずだ。これがいつも走りなれた道であれば、どこで取り締まりをやっているか体が覚えている。しかし、知らない土地ではそうはいかないはず。
流れに任せて走行していたつもりが、交通状況の変化で自分がその道路の流れを先導して、スピード違反の取り締まり対象となっている可能性もある。
他にも、うっかりスピードを出しすぎることや、標識の変わり目を見逃してスピードが出すぎたままになっている可能性もある。
自分は無事故無違反のドライバーでゴールド免許を保有しているから模範ドライバーと自負していても、常に100点満点で運転することは不可能ではないだろうか。
速度違反は、1km/hオーバーから定められており、1km/h超過でも1点減点で9000円の反則金となる。そんな1km/hで捕まえるわけがないという前に、そういう人こそレーダー探知機をつけて安全運転に努めてほしい。
■「LS700」の主な機能とスペック
・大画面3.6インチ液晶搭載、静電式タッチパネルモデル
・リアルタイム警報: 公開取締情報、速度取締指針で取締中の路線を点滅させて警報
・インテリジェントキャンセル「iキャンセル」: 自動ドアなどによる誤警報を、自動でキャンセル登録
・GPSデータ登録件数: 16万2千件以上
・取締、検問データ: 5万7千件以上
・GPS 57識別警報: 登録されているGPSデータのポイントに近づくと、オービスなどのターゲットを57種類に識別して知らせる
・価格: オープン価格(記事:小泉嘉史・記事一覧を見る)