日本、史上初のベスト8進出 ラグビーW杯
2019年10月14日 09:07
13日、横浜国際総合競技場で行われたラグビーワールドカップ(W杯)1次リーグA組の最終戦で、日本がスコットランドと対戦、28-21で勝利し、史上初のベスト8入りを決めた。日本はプールA1位となり、決勝トーナメント準々決勝でプールB2位の南アフリカと対戦する。
6分、スコットランドはラインアウトからクロスキックを絡めて大きく展開し、ラッセルが守備の隙を突いて右中間に先制のトライ、コンバージョンも成功する。14分、日本は敵陣45mの位置でペナルティを得てゴールを狙うもキッカーの田村は惜しくも外す。
18分、日本は左サイドライン際を切り込んだ福岡が倒されながらも松島へのパスが繋がりそのままトライ、コンバージョンも成功し、7-7の同点に追いつく。26分、日本は中央を松島が突破し堀江、ムーア、トゥポウ、稲垣とオフロードパスを次々と繋いでトライ、コンバージョンも成功、14-7と突き放す。
38分、日本はペナルティを得てゴールキックを選択するも再び惜しくも外す。しかし直後にラファエレからのキックパスに走り込んだ福岡がボールをキャッチし、そのままトライ、コンバージョンも成功、21-7のリードで前半を終える。
後半開始直後の42分、密集からボールを奪った福岡がそのまま独走してトライ、コンバージョンも成功し、28-7とリードを広げる。しかし49分、スコットランドはスクラムからで日本のディフェンスを振り切ってネルがトライ、コンバージョンも成功、28-14と反撃を始める。
51分、スコットランドは一気に4人を交代し、勝負をかける。すると54分、クイックスローから攻め込み、グレイからオフロードパスで繋いだボールをフェーガーソンが持ち込んでトライ、コンバージョンも成功、28-21と追い上げられる。この後、スコットランドは最後まで分厚い攻撃を続けるも、スコアは動かず終了した。