宮本亜門演出のオペラ『蝶々夫人』ケンゾーの髙田賢三が衣装デザイン、東京&神奈川で上演
2019年10月13日 11:23
ジャコモ・プッチーニ作曲のオペラ『蝶々夫人』が、2019年10月3日(木)から6日(日)まで東京文化会館 大ホールで、10月13日(日)に神奈川・よこすか芸術劇場で上演される。
今回上演される『蝶々夫人』は、東京二期会と、ドイツのザクセン州立歌劇場(ゼンパーオーパー・ドレスデン)、デンマーク王立歌劇場の共同制作公演。東京で初演を行った後、ドイツ、デンマークでの上演も予定されている。
演出を担当するのは、ミュージカルはもちろん、ストレートプレイ、歌舞伎とジャンルレスな活躍を見せる宮本亜門。近年はオペラ演出家としても本場ヨーロッパで高い評価を得ており、『魔笛』『金閣寺』などでは、東京二期会とともに最新のテクノロジーを駆使した新感覚の表現方法に挑戦した。
指揮は、2016年に東京フィルハーモニー交響楽団首席指揮者に就任した、アンドレア・バッティストーニ。世界的にも重要な指揮者の1人と評されており、2011年『ナブッコ』で、東京二期会が最初に招聘して以来、ダイナミックかつ格調高い演奏で多くのファンを魅了している。
衣装デザインは、ケンゾー(KENZO)の創始者であるデザイナー髙田賢三が担当。髙田は2016年にフランス政府からレジオンドヌール勲章シュヴァリエ位を授与された世界的デザイナーでもあり、どのような衣装で観るものを楽しませてくれるのか、期待が高まる。
タイトルロールを演じるのは、2017年の東京二期会『蝶々夫人』でもダブルキャストを務めた、大村博美と森谷真理。フランスを拠点に活躍する大村博美は、世界中のオペラハウスで100公演以上「マダム・バタフライ」を担当しており、2018年はプッチーニ・フェスティバルで日本人初の同役の初演を務めた。森谷真理は、メトロポリタン歌劇場で『魔笛』夜の女王を演じて以来、高い評価を得て、国内外で幅広い活躍を見せている。
その他、装置、照明、映像スタッフにも、宮本亜門と名舞台を作り上げてきたプランナー陣が顔を揃えている。
【詳細】
ジャコモ・プッチーニ 蝶々夫人
オペラ全3幕 日本語及び英語字幕付原語[イタリア語]上演 新制作
上演日:2019年10月3日(木)18:30、4日(金)14:00、5日(土)14:00、6日(日)14:00
※開場は開演の60分前
場所:東京文化会館 大ホール(東京都台東区上野公園5-45)
指揮:アンドレア・バッティストーニ
演出:宮本亜門
衣裳:髙田賢三
料金(全席指定・税込):
・10月3日(木)・4日(金)公演
平日スペシャル料金S15,000円 A13,000円 B10,000円 C8,000円 D6,000円 学生2,000円
・10月5日(土)・6日(日)公園
S17,000円 A14,000円 B11,000円 C8,000円 D6,000円 学生2,000円
※学生席の予約は二期会チケットセンター電話のみの取扱い。
※6日(日)公演 託児サービス有り。
チケット予約・問合せ:
・チケットスペース TEL:03-3234-9999
・二期会チケットセンター TEL:03-3796-1831
プレイガイド:
・チケットぴあ TEL:0570-02-9999(Pコード148-533)
・ローソンチケット TEL:0570-000-407(Lコード32023)
・イ-プラス
・東京文化会館チケットサービス TEL:03-5685-0650
■横須賀公演
上演日:10月13日(日)15:00開演(14:15開場)
場所:横須賀芸術劇場(神奈川県横須賀市本町3-27)
料金(全席指定・税込):
S席13,000円 A席11,000円 B席8,000円 C席5,000円 学生席2,000円
※学生席の予約は二期会チケットセンター電話のみの取扱い。
※未就学児入場不可。
チケット予約・問合せ:
・チケットスペース TEL:03-3234-9999
・二期会チケットセンター TEL:03-3796-1831
プレイガイド:
・横須賀芸術劇場電話予約センター TEL:046-823-9999(プレミアム倶楽部会員専用ダイヤル046-823-7999)
・横須賀中央駅西口モアーズシティ1階(モアーズストリート)/芸術劇場1階(サービスセンター内)
・チケットぴあ TEL:0570-02-9999(Pコード未定)
・ローソンチケット TEL:0570-000-407(Lコード未定)
・イ-プラス
写真提供:公益財団法人東京二期会
撮影:三枝近志