石油備蓄、200日分超 当面心配いらない 河野防衛相
2019年9月19日 11:58
河野太郎防衛大臣は17日の記者会見で、石油について「わが国には200日分を超える備蓄があるので当面の心配はいらないと思っている」と語った。
そのうえで、河野大臣は「エネルギーの安全保障に関することなので、防衛省としては情報収集に努めていきたい。イラン、ヨーロッパと続けてきた外交努力をしっかり続けていかなければならないと思っている。政府一丸で対応する」とした。
またサウジアラビアでの石油プラント攻撃にドローンや巡行ミサイルの使用が言われていることについて「今、何が起きているのか、しっかり把握するように努めている」とした。
また、宇宙の分野について、河野大臣は「宇宙の分野でも専守防衛という考え方に変わりはない」とした。それとは別に「宇宙ゴミが急速に増えている状況で、様々人工衛星にも害が及びかねない。デブリ除去等をどうするか、日本も色んなところが様々開発している。日本の技術で宇宙の平和に寄与できる部分はあるので、そういうところは積極的にやっていく必要があろうかと思う」と述べた。(編集担当:森高龍二)