優勝賞金500万円のパズドラ大会優勝者、中学生という理由で賞金支払われず
2019年9月18日 08:50
スマートフォン向けゲーム「パズル&ドラゴンズ(パズドラ)」の賞金制大会「ドラゴンブーストpresentsパズドラチャンピオンズカップTOKYO GAME SHOW 2019」で優勝した選手が15歳未満の中学生だったため、賞金が支払われなかったそうだ(GAME Watch、日経xTREND。
この大会は日本eスポーツ連合(JeSU)の公認プロ選手が出場できる大会で、500万円の優勝賞金が設定されていたが、JeSUのプロライセンス規約(PDF)では「13歳以上15歳以下で義務教育課程を修了していない者」については「ジュニアライセンス」という扱いになり、「賞金を受領する権利を放棄するもの」とされている。そのため賞金が支払われないことになったようだ。規約では賞品については受け取れるとされており、これに従って賞金以外の副賞については進呈されたとのこと。
なお、日本では各種プロスポーツや囲碁・将棋などにおいて未成年のプロ選手が賞金を受け取ることについては法的な問題はないという。またJeSUの規定についても強制力はなく、今回優勝賞金が支払われなかったのは大会運営者の方針によるものだそうだ。