ソフトバンク、自社ユーザー以外にも端末販売で「2万円上限」を回避へ
2019年9月11日 09:37
「通信料金と端末代金の完全分離」を目指す電気通信事業法の法改正に関連して携帯電話端末の割引の上限は2万円程度にするという案が出ているが(過去記事)。これに対しソフトバンクは同社の回線契約者以外にも端末を販売することで、この「割引き上限2万円」規制を回避する方針のようだ(Engadget日本版、ITmedia、日経新聞)。
新たに発表された「半額サポート+」では、端末を48回払いで購入後、25か月目以降に端末を返却することで残債の支払い義務が無くなるというもの。返却義務はあるものの、実質的に半額で端末を利用できるようになる。ただし、プログラム利用料として月額390円×24か月が必要。24か月後に残債の支払いを継続する場合は、プログラム利用料の返還が行われるという。
ソフトバンク回線ユーザー以外も利用できる点以外は、基本的には従来の半額サポートと同じ。ただし、端末にはSIMロックがかけられており、分割払いでの購入時は購入後100日が経過しないとSIMロックは解除できない。ソフトバンク回線を使ったMVNOサービスについてSIMロック解除無しでの利用が可能とのこと。