メルセデスAMG待望のエントリーモデル「A35 4MATIC」が登場!

2019年9月5日 19:29

 新型Aクラスに 新ジャンルとなる次世代コンパクトカー、メルセデスAMG A35 4MATICが登場し、10月以降から配車が予定されている。AMGレーシングテクノロジーを注ぎ込んだホットなモデルでありながら、Aクラスの快適性と安全性をそのままに、普段使いにも使用できることが魅力となる。

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 今回のA35には、新開発の2リッター直噴4気筒ターボエンジンが搭載され、最高出力306PS/5,800rpm、最大トルク400N・m/3,000~4,000rpmを発揮し、0~100km/hを4.7秒で駆け抜ける。

 トランスミッションは、7速のAMGスピードシフトDTCが素早いシフトチェンジを可能とし、シフトダウン時のブリッピング機能も備わり、ダイナミックなドライビングを味わうことができる。

 駆動システムは、加速もコーナリングも思いのままとなる、新しいAMG 4MATICを装備。トルク配分を100:0から50:50に走行条件とドライバーの意思に応じて変化させることができる。これにより、306PSのパワーを余すことなく路面に伝えることが可能となる。

 このほか、全国限定600台でメルセデスAMG A35 4MATICに特別装備を施したEdition1が同時に発売されている。

 Edition1のエクステリアには専用のフロントバンパーが与えられ、サイドにはEdition1デカールがドアミラーとボディ下部に貼られている。このほか、AMGナイトパッケージが装備されスポーティーさをさらに高めている。

 インテリアデザインもEdition1専用インテリアトリムのほか、数々の専用装備が装着され、乗る人をレーシーな雰囲気に包み込む。

 もともと、Aクラスに用意されていたAMGモデルには、A45がラインナップにあった。しかし今回日本で販売が開始されたのはA35となる。すでに欧州ではA45の発売が開始され、パワーも運動性能もスポーツカー顔負けの走りを見せつけ、0~100km/hを3.9秒という俊足なので、日本導入が待ち遠しい。

 しかし、A35もホットハッチモデルであり、非常にパワフルでありながら5人乗れて実用性がある。しかもサーキットでも楽しむことができるモデルとしては、かなり魅力的なクルマと言えるだろう。

 車体の大きさは、全長4,436mm、全幅1,797mmのため、狭い日本の住宅街でも難なく取り廻せるサイズとなっており、使い勝手としては申し分ない。

 現在、数多くのハイパフォーマンスカーが、各メーカーから販売されている。しかし、普段の足から本格的なスポーツ走行も楽しめるモデルは、ポルシェ、BMW Mシリーズ、そしてメルセデスAMGぐらいしか見当たらない。

 AMGモデルというのは、一度手に入れてしまうと、その魔力に魅了されてしまう。これまで新車でAMGを手に入れるには、1,000万円以上を出さなければならなかったがが、AMGとしてはかなりリーズナブルな価格(とはいってもコンパクトカーで600万円超は高いが)で、その魔力を手に入れることができる。

 現在Mercedes me Tokyo六本木では、ボディカラーがイリジウムシルバーのメルセデスA35 4MATICを展示している。

 新車車両本体価格(消費税10%税込み)
 Mercedes A35 4MATIC 628万円
 Mercedes A35 4MATIC Edition1 743万円(全国限定600台)(記事:小泉嘉史・記事一覧を見る

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