千葉県のテラスモール松戸、177店で10月25日オープン
2019年8月28日 12:15
住商アーバン開発は26日、千葉県松戸市八ケ崎で整備している大型商業施設のテラスモール松戸を、10月25日にオープンさせると発表した。新業態など28店の追加出店が決まり、全177店が集結する。
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テラスモール松戸は約4万9,000平方メートルの敷地に建つ一部5階建て。賃貸される店舗面積は約4万2,000平方メートル。1階はサミットストア、無印良品、ロフトを核店舗とし、地域ナンバーワンの食品ゾーンを中心とした構成にする。
2階はユニクロ、TSUTAYA、スターバックスコーヒーなど、3階はフードコートとノジマ、ナムコ、赤ちゃん本舗など、4階は全11スクリーン、約1,900席を持つユナイテッド・シネマの大型シネマコンプレックスが入る。このほか、東急スポーツオアシス松戸が1、2階を通して展開する。約2,000台分の駐車場と約1,000台分の駐輪場が用意される。駐車場は入口に車番認証システムを設置し、チケットレスで入庫可能となる。
目玉施設としては、老舗ベーカリーの「ドンク」がテラスモール松戸限定で新業態のベーカリーレストラン、たい焼きのオーバンがたい焼きスイーツ専門店をプロデュースするほか、ヤマト運輸の「ネコサポステーション」、自然食品セレクトショップの「アンドリーフ」、アウトドア・スポーツウェアの「ワークマンプラス」などが千葉県初出店する。
エリア初出店となるのは、大丸松坂屋百貨店が展開するコスメの「アミューズボーテ」、知育玩具の「好奇心の部屋」、食のセレクトショップ「こととや」など。ほかに、社会福祉法人恩恵会が認定保育園を開設する。
建設場所は2017年3月末で閉鎖された松戸北部市場跡で、周囲3キロ圏内に約26万人、5キロ圏内に約61万人、10キロ圏内に約190万人が暮らし、30~40代の子育て世代を中心に世帯数の増加が著しい。住商アーバン開発は増加する子育て世代をターゲットに据え、日常の買い物から週末の娯楽まで楽しめる施設構成にした。(記事:高田泰・記事一覧を見る)