Intelが8月2度目のノートPC向け新型プロセッサを発表 8月だけで19種類
2019年8月27日 06:01
Anonymous Coward曰く、
2019年8月21日、IntelがノートPC向け低消費電力版の第10世代Coreプロセッサ計8製品を発表した(4Gamers、ITmedia、ArsTECHNICA、Slashdot)。
開発コード名は「Comet Lake」で、発表された製品の内訳はTDP 15Wの省電力設計モデル「Uプロセッサ」が4モデル、TDP 7Wの超省電力設計の「Yプロセッサ」が4モデル。製造プロセスルールは14nmで、省電力設計のUシリーズとしては初めて6コア/12スレッド対応となる「Core i7-10710U」が含まれているのが特徴。
第10世代とされているものの、実質的には第8世代(「Kaby Lake Refresh」)の低消費電力版という位置付けだが、Kaby Lake Refreshとは異なり、Ice Lakeで搭載されたThunderbolt 3とWi-Fi 6(IEEE 802.11ax)の標準サポート、モダンスタンバイや音声エージェントへの対応強化、プロセッサのパフォーマンスを自動最適化する「Intel Adaptix Technology」への対応は引き継がれているとしている。
なお、今月発表されたIce LakeとComet Lakeを合わせるとIntelは合計19種ものモバイル向けCPUを発表したことになるため、ユーザーの間では混乱も予想される。