遮熱性舗装、路面温度下げる一方で路面から2mほどは気温上がる場合も
2019年8月14日 21:57
昨今では夏期の暑さ対策として、「遮熱製舗装」による道路の舗装が進められているそうだが、この遮熱性舗装道路の表面温度を下げる効果がある一方で、道路付近の空間の気温は上がる可能性が指摘されている(NHK、朝日新聞)。
遮熱性舗装は舗装表面を遮熱性樹脂や遮熱モルタルで覆ったもので、赤外線などを反射しやすくなっている。研究者らの調査によると、遮熱性舗装によって路面温度は10度ほど下がるものの、逆に道路から2メートル以内の空間の気温は平均1.5度、最大で3度ほど高くなるという結果が出たという。