トヨタ、小さなクルマも続々予防安全装備充実 今回は「ポルテ」と「スペイド」

2019年7月7日 18:48

 トヨタはコンパクトなエントリーモデルの安全運転支援装置の充実を進めている。今回は、ポルテとスペイドを一部改良するとともに、ポルテの特別仕様車F“Raffine”ならびにスペイドの特別仕様車F“Noble collection”を設定し7月3日に発売した。

 今回発表した一部改良では、予防安全パッケージToyota Safety Senseにおいて、昼間の歩行者も検知対象に加えたプリクラッシュセーフティ(レーザーレーダー+単眼カメラ)を採用した。また、駐車場などでのアクセルとブレーキのペダル踏み間違い時における衝突被害軽減に寄与する安全機能インテリジェントクリアランスソナー[パーキングサポートブレーキ(静止物)]をオプション設定したのがポイントだ。

 ボディカラーの設定も変更した。ポルテには、モノトーンカラー7色、ボディ上部に新色アッシュグレーメタリックを組み合わせたツートーンカラー3色を設定。スペイドにはモノトーンカラー7色を設定するとともに、ブラックのカーボン調ルーフフィルムを組み合わせた3組のカラーバリエーションを設定した。

 加えて、マルチインフォメーションディスプレイの燃費や航続可能距離情報などの視認性を高めるなど、魅力を高めている。

 また、ポルテ 特別仕様車F“Raffine”ならびにスペイド 特別仕様車F“Noble collection”は、Fグレードをベースに、革調シボ付ルーフフィルム、合成皮革とファブリックを組み合わせた専用シートなどの特別装備で上質感を高め、インテリジェントクリアランスソナー[パーキングサポートブレーキ(静止物)]を特別装備している。

 今回の改良で、インテリジェントクリアランスソナー[パーキングサポートブレーキ(静止物)]装着車は、「セーフティ・サポートカーS」の「ワイド」に相当した。(編集担当:吉田恒)

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