SteamのOSシェア、Windows 10が70%を超える

2019年7月6日 20:29

Steamのハードウェア&ソフトウェア調査6月分のデータによると、Windows 10のシェアが初めて70%を超えている。 Windows 10 64 bitは前月から3.08ポイント増の70.92%。32ビット版のWindows 10は0.03ポイント減の0.18%となっており、Windows 10全体では3.05ポイント増の71.10%となる。Windows 7 64 bitは2.09ポイント減の21.34%、32ビット版を含めたWindows 7全体では2.23ポイント減の22.34%となった。このほか、Windows全体では0.59ポイント増の96.49%で、OSXは2.75%(0.51ポイント減)、Linuxが0.76%(0.08ポイント減)となっている。 Net Applicationsの6月分デスクトップOSバージョン別シェアデータでは、1位のWindows 10は0.06ポイント増(45.79%)、2位のWindows 7が0.06ポイント減(35.38%)、3位のMac OS X 10.14は0.03ポイント減(5.31%)となり、トップ3がいずれも0.1ポイント未満の増減にとどまっている。増加幅が最も大きかったのは4位のWindows 8.1で0.54ポイント増(4.51%)、減少幅が最も大きかったのは6位のWindows XPで0.41ポイント減(1.81%)。Mac OS X 10.13は0.11ポイント減少しているが、シェアは1.83%とWindows XPを上回り、5位に上昇した。OS種別ではWindowsが88.33%(0.03ポイント増)、Mac OSが9.15%(0.15ポイント減)、Linuxが2.07%(0.15ポイント増)、Chrome OSが0.40%(0.03ポイント減)などとなっている。 一方、StatCounterの6月分Windowsバージョン別シェアデータでは、1位のWindows 10が1.44ポイント増の58.21%、2位のWindows 7が1.34ポイント減の31.96%となっており、3位以下のバージョンは0.1ポイント未満の増減にとどまる。StatCounterの前月(5月)分データは今回も調整が入っており、当初の発表値からWindows 10は+0.29ポイント、Windows 7は-0.29ポイントの調整幅となっている。国・地域別にみるとWindows 10は235か国・地域中206か国・地域で1位となっているが、こちらの前月分データも調整が入っている(205→203)ため、6月分も今後変更される可能性がある。 デスクトップOS全体では再び「Unknown」が増加して5.66%(1.38ポイント増)となり、Windows(0.48ポイント減、78.43%)やOS X(0.36ポイント減、13.53%)、Chrome OS(0.58ポイント減、0.77%)が減少している。Linuxは0.05ポイント増の1.60%となった。こちらも5月分データは調整が入っているが、0.1ポイント以上調整されたのはUnknown(+0.13ポイント)のみで、OS Xは変更されていないなど、全体に調整幅は小さい。全プラットフォームではAndroidが3か月ぶりにWindowsを上回っている。

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