NY原油:反落、トランプ大統領の発言などを意識した売りが入る
2019年6月29日 09:54
*09:54JST NY原油:反落、トランプ大統領の発言などを意識した売りが入る
NYMEX原油8月限終値:58.47 ↓0.96
6月28日のNY原油先物8月限は反落。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物8月限は前日比-0.96ドルの58.47ドルで通常取引を終えた。時間外取引を含めた取引レンジは57.75ドル−59.80ドル。トランプ大統領はイランへの対応について「時間的な制約は全くない」との見方を示したことから、米国とイランの二国間の緊張状態は緩和されつつあるとの見方が広がり、原油先物の売りが優勢となった。中東からの原油供給が大幅に減少する可能性は残されているものの、欧州各国が軍事衝突を回避するために調整を続けていることも材料視されているようだ。《TN》