ハクシ、「白紙」1枚でエントリーできる「白紙採用」を開始
2019年6月27日 19:56
映像コンテンツ制作などを手がけるハクシは26日、採用制度に「白紙採用」を導入したことを発表した。この制度は、エントリーシートや履歴書ではなく、白紙に自己紹介を自由に書くことによって応募ができるというもので、「もっと気楽に自分自身のことを紙に広げてもらおう」という意図のもとに導入するという。
「採用の形をリセット」したという白紙採用のルールは、応募フォームにある白紙に自由に内容を書き込み、送信ボタンを押すだけ。これでエントリー完了となる。郵送も可能だ。同社は、この白紙採用によって、「まっさらな状態で、エントリー希望者と会社が出会える場となる」としており、ハクシの想いに共感するものづくりの仲間を募る。
子どもの頃、画用紙があれば思いつくまま絵を描いていた時代の自分を思い出して、まっさらな気持ちの状態で共に働ける人を採用したいとしている。サイトでの応募は、7月10日22時59分まで。郵送の場合は、7月10日の当日消印有効。尚、通常のエントリーフォームによる一般採用も同時に行う。
ハクシのCEOである柿原朋哉氏は、この5月に休止したが、2017年から「パオパオチャンネル 」としてYouTubeでの活動を続け、チャンネル登録者数128万人(2019年6月時点)を誇るクリエイター。YouTuberやCEO、ディレクターとしての経験から、ものづくりには常に「まっさらな気持ちが大切」と感じ、ハクシを設立したという。