スパコン「京」、運用終了後は廃棄 維持費の高さが再利用の障害に
2019年6月24日 17:53
8月に運用が停止される予定の理化学研究所のスーパーコンピュータ「京」だが、年間約100億円という維持費が理由で運用停止後の再利用は難しいという(神戸新聞)。
京は昨年11月時点で国内3位の演算性能を持つが、維持費の高さから運用終了後は移設などは行われずにそのまま廃棄されることになるという。システム全体では無く、一部を分割して移設することも検討されたが、その場合でも移設に約6,000万円、運用費に1億円以上かかり、さらに保守点検作業も保証できないため実現は困難なのだそうだ。