YouTube、子供向けコンテンツを専用アプリに集約検討 トラブル多発で
2019年6月22日 10:27
Anonymous Coward曰く、
YouTubeでは、子供向け動画に偽装した暴力的な動画や猥褻な動画が問題となっている(過去記事)。そのため、Googleは子供向けコンテンツを「YouTube Kids」アプリに集約することを討議しているという(Wall Street Journal)。
また、子供のコンテンツでは、ビデオ再生が終了した後に新しいビデオを自動再生する機能についてもOFFにすべきだという意見も出ている。
子供向け動画は動画プラットフォーム上では人気が高く、広告収入への影響も大きい。そのため、こういった施策はサービスの大きな転換点となるが、子供たちが有害なビデオや危険なビデオに晒されるリスクを減らせる可能性がある。
ただ、Googleが新しいアプリ上で完全に動画を管理できるかは不明瞭だ。過去にGoogleは性的な動画がYouTube Kidsに入れてしまったことがあり、米連邦取引委員会などからクレームが入ったことがある(9to5google、9to5googleその2、Slashdot)。