渋谷「パルコ劇場」客席数約1.5倍、オールS席のプレミアムシアターに生まれ変わる
2019年6月21日 12:31
「パルコ(PARCO)劇場」が、渋谷パルコ内8階に2020年3月オープンする。なお、渋谷パルコは2019年11月下旬開業予定だ。
■長く愛されてきた「パルコ劇場」が生まれ変わる
渋谷パルコ建替えに伴い、2016年夏一旦休館した「パルコ劇場」。旧パルコ劇場は、 2016年までの43年間でプロデュース公演の先駆けとして約1200作品を上演し、多くの顧客、クリエイター、そして俳優たちに愛されてきた。
生まれ変わった新生「パルコ劇場」は、長きにわたって培ってきたスピリットを受け継ぎ、創造性を刺激する新たな空間へ。458席から636席に客席数を増やし、舞台空間も大きく拡張。 636席はすべてS席のプレミアムシアターとなる。
■オールS席のプレミアムシアターへ
テーマは、「人生が変わる瞬間に出逢おう。オールS席のプレミアムシアター。 」
渋谷パルコの7階から9階にかけて開かれ、よりダイナミックな演出が可能になった。また、旧劇場の舞台と客席の距離感を継承した、舞台と観客が一体感のある空間も魅力。ワンスロープ・オールS席のプレミアムシアターを実現した。
■こけら落し公演は2つの人気作品
こけら落し公演は、2020年1月下旬~2月にオープンに先駆けて行われる『志の輔らくご in PARCO』と、『ラヴ・レターズ』。『志の輔らくご in PARCO 2020』は、 2006年からは1ヶ月公演として旧PARCO劇場で上演を重ねてきた作品であり、 最もチケットの取りにくい公演としても知られている。
そして、もうひとつの作品『ラヴ・レターズ』は、朗読劇の金字塔とも言える作品だ。青井陽治がはぐくみ育ててきた本作品を、 新鋭・藤田俊太郎が引き継ぎ、新たな劇場でも上演を続けていく。
なお、2020年3月グランドオープン以降の作品をオープニングシリーズとし、 2021年5月上旬まで14作品を上演する見込みだ。
【詳細】
パルコ劇場
開業時期:2020年3月
住所:東京都渋谷区宇田川町15-1