スイス時計「ローマン・ゴティエ」から18Kホワイトゴールドモデル、30本限定

2019年6月8日 12:19

 スイスの高級時計ブランド「ローマン・ゴティエ」の「インサイトマイクロローターシリーズ」から、18Kホワイトゴールドモデルが登場する。生産数は限定30本で、価格は970万円(税抜)。

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 同シリーズからは既に18Kレッドゴールド・プラチナ・チタンのモデルは発売されていたが、18Kホワイトゴールドモデルはこれが初めてである。

 自社製の自動巻きムーブメントは、ローマン・ゴティエ自身がゼロから設計したもので、22Kゴールド製マイクロローターを搭載する。このマイクロローターは2つのブリッジのあいだを回転し、文字盤とケース裏の両側から見ることができる。

 ルビーベアリングによって摩擦を最小限にし、かつ耐摩耗性が高いため、動きは滑らかで音を立てることはない。フルに巻き上げた状態では、80時間というロングパワーリザーブを有する。

 12時の位置の文字盤が時・分針で、中央にあるのがスモールセコンドとなっている。ケースバックはシースルーで、マイクロローターをはじめとするトルク伝達の一連の構造と、妥協なく仕上げられたパーツを一望することができる。裏から見えるブリッジには4.5Nローズゴールドプレートが施されていて、それをローマン・ゴティエの特徴というべき「S字の溝の入ったネジ頭」が固定している。

 この時計は高級時計の聖地とも言われる、スイスのジュウ渓谷にあるローマン・ゴティエの工房で作られている。インサイトという名称は、ムーブメントの視認性を極限まで高め、その構造と仕上げを鑑賞することができることに由来する。

 生産数30本であるが、内訳として、青焼き針のモデルが10本、ブラックエナメルのダイヤルのモデルが10本、ブルーエナメルのダイヤルのモデルが10本である。(記事:藤沢文太・記事一覧を見る

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