コメダ珈琲、青森1号店を出店 ついに全都道府県制覇を達成

2019年6月7日 12:45

 コメダ珈琲は7日、青森1号店となる「青森イトーヨーカドー店」をオープンした。2018年8月6日の沖縄1号店(沖縄糸満店)のオープンによって、残る未出店都道府県は青森県のみとなっていたため、これで国内全都道府県の制覇を達成したという形だ。

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 コメダ珈琲店は、1968年に名古屋で創業した。1970年からフランチャイズ展開を開始し、中京圏を中心に店舗を拡大。その後1993年、株式会社コメダを設立するとともにフランチャイズ展開を本格化。2011年には国内400店舗を数えるまでに至った。2016年には上海に初の海外店舗もオープン、そして2019年2月末現在、コメダ珈琲店の店舗数は835店を数えるに至っている。

 そもそもコメダ珈琲の青森県への出店は、2016年に発表されていた。当時まだ店舗がなかった東北の青森・岩手・秋田3県に、2、3年内を目途に出店するとしていたのだ。その時点では沖縄への出店はまだ発表されていなかったが、その後前述のように沖縄店が青森に先だってオープンする形となり、結果青森が最後のフロンティアとなっていたのである。

 コメダ珈琲青森イトーヨーカドー店は、国道103号線沿い、青森市における商業施設の密集エリアに出店。正確な所在地は青森県青森市浜田1-14-1、イトーヨーカドー青森店1階。キャパシティは席数が93席、駐車場は施設共有で1,529台収容となっている。

 また青森初出店を記念して、こちらは全国のコメダ珈琲店にて、青森産ふじりんごを使用した期間限定販売のシロノワール「アップルカスタード」が、開店と同日の6月7日から登場する。こちらは価格が税込750円、ミニサイズは550円となっている。(記事:藤沢文太・記事一覧を見る

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