週に1回以上お惣菜を購入する人は52.2%、揚げ物の需要が特に増加 マイボイスコム調査
2019年6月6日 09:54
マイボイスコムの調査によると、市販のお惣菜を購入する人は増加傾向にあり、お惣菜の中でもから揚げや蒸し物、煮物が伸びていることが分かった。
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■52.2%が週に1回以上お惣菜を購入
4日、ネットリサーチサービスなどを提供するマイボイスコムが「お惣菜に関するアンケート調査」を発表した。これは10代から70代の男女1万207人を対象としてインターネット調査を行ったもので、2016年5月についで6回目。
市販のお惣菜(おかず)の購入頻度について尋ねたところ、「ほとんど毎日」が1.7%(第5回調査:1.9%、以下同じ)、「週に4~5回」が5.0%(4.7%)、「週に2~3回」が20.4%(19.0%)、「週に1回程度」が25.1%(25.1%)、「月に1~2回」が22.7%(22.6%)、「月に1回未満」が13.1%(13.8%)、「買わない」が12.1%(12.9%)だった。
2016年の第5回調査と比較すると、「ほとんど毎日」が微減となり、「週に1回程度」が変わらずだったものの、お惣菜を週に1回以上購入する人の割合は50.7%から52.2%と増えている。
■揚げ物の需要が大きく増加
購入するお惣菜の種類(複数回答)について尋ねたところ、最も多かったのは「から揚げやフライなどの揚げ物」で68.5%(第5回:58.2%、以下同じ)だった。
以下、トップ10は、「おにぎり」54.8%(55.9%)、「調理パン」51.8%(49.0%)、「弁当類」51.6%(52.6%)、「にぎり寿司」45.2%(45.9%)、「サラダ・酢の物」39.6%(37.4%)、「にぎり寿司以外の寿司類」37.1%(35.7%)、「焼売や中華まんなどの蒸し物」31.1%(25.3%)、「漬物」29.5%(35.6%)、「丼もの」28.7%(24.0%)となっている。
前回調査でもトップだった揚げ物は今回の調査で大きく伸ばしただけでなく、おにぎりや弁当類が微減となったことで、2以下とは10ポイント以上の差がついた。
■昼食や夕食の需要が圧倒的
お惣菜を食べる時(複数回答)では、「平日の夕食時」が54.8%、「休日の夕食時」は48.7%、「平日の昼食」と「休日の昼食」がともに42.8%だった。「平日の朝食」と「休日の朝食」はともに6.3%、「夜食」は3.7%、「間食」は4.3%で、昼食や夕食時にお惣菜を食べる人が多い。また酒のつまみとしてお惣菜を食べる人も14.8%いた。
■スーパーでの購入が9割以上
お惣菜の購入場所(複数回答)では「スーパー」が91.2%と圧倒的に多く、ついで「コンビニエンスストア」が39.5%、「デパート」が20.2%となっている。またお惣菜を購入する際に重視する点(複数回答)では「価格」が67.3%と最も多く、「味付け・調味料」「賞味期限・消費期限」「食材の種類」などがそれぞれ3~4割となっている。(記事:県田勢・記事一覧を見る)