佐賀県嬉野市、暴言や謝罪要求繰り返した男性を「出禁」と市長名義で通達

2019年6月5日 12:19

あるAnonymous Coward曰く、 佐賀県嬉野市が市役所の担当者を繰り返し罵倒したという市民の男性に対し、業務に著しい支障を与えたとして一部業務を除く窓口対応を拒否することを決め、市長名義でその旨の通知を行ったという(J-CASTテレビ朝日)。

 市によると、男性は6年ほど前から農業に関する相談のため市役所をたびたび訪れ、その際に繰り返し担当者を罵倒するなどしたという。一方男性側は代理人の弁護士を通して市側に抗議しており、市側も弁護士を立てて対応する検討をしているという。

 今回の男性が本当にクレーマーだったのか、市側の言いがかりだったかについては判断しかねるが、公共サービスを提供している以上厄介な「客」でも無闇に拒めない行政にとって、書面でのやり取りというのは、(幾分遅くなるだろうが)公共サービスの提供と窓口業務を行う者の保護の両立ができるので、カスタマーハラスメント(カスハラ)対策として有効な手段なのかもしれない。

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