会社員は副業解禁で何を期待できるか
2019年5月24日 09:20
20日、日本経済新聞が「副業解禁、主要企業の5割 社員成長や新事業に期待」と報じている。この記事によると、アンケートに協力した企業の約5割が副業を解禁している。この記事からもわかるように、副業を認めている企業は確実に増えてきている。これは企業で働く会社員にとって今後、期待できることが増える。それらをいくつか紹介する。
【こちらも】企業が副業解禁に期待していること
●収入アップ
収入アップは、副業を始めることによって1番期待できることではないだろうか。この点においては、副業を頑張れば頑張るだけ、収入アップが見込める。また副業の相乗効果として本業にも還元されると、本業の収入アップも可能性はある。
●スキルアップが見込める
本業と同時に副業も行うことで、スキルアップにも期待が持てる。本業と副業で異なる仕事を選択すると、それだけ多くのスキルが身に付き、本業では知ることのできないような仕事を副業で身に付けることができる。多くのスキルが身に付くと本業でもその力は発揮され、より重要な仕事を任せられる可能性も高まる。
●自己実現につながる
例えば、いつか会社員として働くことを辞めて、起業をしたいと考えている場合、本業を続けながら副業をすることをすすめたい。いきなり会社を辞めてから始めるより、副業として準備しながら起業の準備をすると、金銭的にも余裕があるため準備に取り掛かりやすくなる。
起業で必要となる初期費用についても、本業の収入に加えて副業で得た収入も使いながら備えると、よりスムーズに準備できるかもしれない。起業を検討している人には、副業解禁はさらに後押しするニュースと場合もあるだろう。
●まとめ
このように、社員が副業に期待できることは多くある。もちろん、副業は誰かに強制されて行うものではない。だから無理に副業を始める必要はないが、もし現在、仕事終わりに何かを始めたいと思っている人や、何かスキルを身に付けたいと思っている人がいれば、この機会に検討してみるのもいいだろう。(記事:IKO・記事一覧を見る)