美麗な「伏見稲荷」を散策できる海外ゲームが無料DLで公開!
2019年5月15日 08:21
京都「伏見稲荷大社」がリアルに再現された海外ゲーム『Explore Kyoto's Red Gates』が話題だ。このゲームは、Matt Newell氏が個人で開発しており、ダウンロードは好きな価格を設定でき、無料でも可能だ。
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■海外ゲーム製作者による美麗な世界
伏見稲荷をシミュレーションゲームにした『Explore Kyoto's Red Gates(※以降:稲荷大神)』が公開され、その美麗な画像や世界がSNSなどを中心に話題となっている。
伏見稲荷とは、京都にある「伏見稲荷大神」のことである。“お稲荷さん”の愛称でも親しまれている、“稲荷神社”の総本社だ。特に赤い鳥居が連なる「千本鳥居」などは神秘的で広く周知され、国内外ともに多くの観光客や参拝者が訪れることでも知られている。
ゲームでは、前述した「千本鳥居」のほかにも、広範囲で伏見神社やその周辺が“本物と見紛うばかり”に詳細に再現。サイトでは実際の風景とともに、ゲーム画像も比較できるよう掲載されているが、見事なまでに美しく再現されている。
ゲームは“一人称視点”により、3D世界を自由に歩き回ることが可能。隠しエリアやエンディングなども点在し、ゲーム内のカメラで写真を撮ったり、散策も楽しめると言う。
観光スポットとして人気の伏見稲荷は、連日多くの人が訪れ混雑した場所でもある。そのためゲームを体験したユーザーからは「美しい」や「凄い完成度」など以外に、「ゆっくり伏見稲荷を楽しめた」「実際は人だらけなのにゲームでは誰も居らず静けさを体感できる」と言った声も多くあがっているようだ。
この『稲荷大神』は海外ゲーム製作者Matt Newell氏が個人で開発したもので、PC向けにitch.ioにて配信中。通常版の価格は「Name your own price(ユーザーの決めた価格)」、つまり“無料”でのダウンロードも可能となっている。またVR版も同時公開中で、最低価格4ドル(日本円で約440円)からではあるが、こちらも“ユーザーの決めた価格”を支払う仕組みだ。
現在ゲームでの移動は“ワープ移動”のみではあるが、今後のアップデートでは“歩行移動”が追加予定となっている。
YouTubeではお試しとして5分近くのゲーム映像が公開されているので、美しくも神秘的な世界を楽しんでみてはいかがだろうか。(記事:高塔・記事一覧を見る)