ANA、祭り情報を発信して地域活性化の「お祭りツーリズム」開始
2019年5月14日 20:24
ANAは14日、日本各地のお祭りをキーワードとして地域活性化を支援する「お祭りツーリズム」を開始すると発表した。お祭りツーリズムでは、お祭り主催者をサポートするオマツリジャパンと連携し、お祭り情報を発信する仕組みを構築する。また自治体や関係団体と連携し、「お祭りツーリズム」を国内外に発信して外国人旅行者の日本各地への誘客をめざす。
【こちらも】ANA、国際線エコノミーの座席指定を一部有料化へ 一部運賃・座席対象に
お祭りツーリズムの第1弾として、14日より、お祭りを活性化するクラウドファウンディングプロジェクトの募集を開始する。テーマは、「日本の生きる力『祭り』で、地域に活力を!日本中、世界中に元気を!」と題して、お祭り情報の海外発信や、開催地周辺地域の外国人受け入れ環境整備、運営支援に資するプロジェクトを募集する。
募集は、ANAのクラウドファンディングプラットフォーム「WonderFLY」を活用して実施され、募集プロジェクトは、ANAとオマツリジャパンが事業化を支援する。
また8月頃からは、WonderFLY上で、海外からの旅行者にもお祭りを楽しんでもらえるようなアイデア募集として、「クリエイティブアワード」も実施される。
ANAの観光情報多言語発信サイト「Japan Travel Planner」では、日本各地のお祭りを紹介する特集ページを、日・英・中(簡体字)の3言語にて発信する。ページ開設は7月上旬を予定し、オマツリジャパンが保有する日本のお祭りに関するコンテンツを載せる。また同サイトには、6月から11月まで実施される地域活性化プログラム「Tastes of JAPAN 東海・北信越」のお祭りスポット情報を11言語に翻訳し、7月より順次掲載していく。
さらにANAの国内外飛行機の機内誌、機内ビデオ等を活用した、お祭り情報の発信も開始する。