解散命令受けた有線放送組合が放置した木柱、老朽化が進むも撤去進まず
2019年5月8日 23:34
滋賀県大津市で、かつて営業していた有線放送事業者が設置した多数の電柱が維持管理されないまま放置されているそうだ。このままでは倒壊の危険もあるという(朝日新聞、WATCHDOG)。
この電柱は湖南有線放送農業協同組合が2001年まで提供していた有線放送サービスで使われていたもの。放送の休止後も電柱はそのまま放置されて下り、その数は1000本以上だという。
私有地に設置された柱については、「各自で処分して欲しい」との話もあったようだ。滋賀県は民間の問題だとし、すでに同組合が解散していることから対応できないとしている。一方大津市側は危険なものについては撤去しているものの、法人格としてはまだ同組合が存在していることから対応が難しいとしており、このような状態が続いているようだ。
過去には香川県高松市でも同様の問題が発生している。