クラウドソーシングでの副業は稼げるのか? メリットとデメリット

2019年5月4日 17:04

 2018年、厚生労働省が副業・兼業の促進に関するガイドラインを作成した。これにより、副業を解禁する企業も増え始め、副業を始めた人、副業に興味を持っている人も増加している。では実際に副業をしようと思った時、どんなことをすればいいか悩む人もいるだろう。休みの日を利用してカフェでアルバイトというのも良い。だが今回は、クラウドソーシングについて紹介する。

【こちらも】SNSで案件の依頼も 副業はクラウドソーシングだけではない

●クラウドソーシングとは

 クラウドソーシングとは、「群衆」を意味する「Crowd(クラウド)」と、「業務委託」を意味する「Sourcing(ソーシング)」を合わせた造語である。つまりインターネット上のサイトから、仕事を委託できる人を募集(業務委託)することを意味する。「クラウドワークス」や、「ランサーズ」などが有名である。

●クラウドソーシングで稼ぐメリット(1) 案件が豊富

 「クラウドワークス」も「ランサーズ」も案件数が非常に豊富であるため、仕事をしたいと思えばすぐに見つかる。内容を選り好みしなければ、仕事がなくて困る、ということにはあまりならない。

●クラウドソーシングで稼ぐメリット(2) 隙間時間を利用できる

 受注する仕事内容にもよるが、体験談の執筆やアンケート回答の仕事などは比較的すぐに作業できるため、わざわざ多くの時間を割かなくても収入を得ることができる。通勤時間にもこなせるような仕事も多く存在するため、隙間時間を有効活用するには適している。

●クラウドソーシングで稼ぐデメリット(1) まとまった収入が得られにくい

 クラウドソーシングは自分の頑張り次第では、まとまった収入を得られるようになる。しかしある程度の時間を確保しないと、ほとんど稼げない場合も発生してしまう。ある程度まとまった収入を得るためには、やはりそれなりの時間を確保しなければならない。

●クラウドソーシングで稼ぐデメリット(2) 初心者の場合は単価が低い

 クラウドソーシングは初心者でも比較的容易に仕事ができる。その代わり、初心者の場合は単価がかなり低い。とにかく早く多くの収入を得られるようになりたいという場合には、あまり向いていないかもしれない。経験を積み、実績も増やしていければ、1件あたりの仕事の単価も上がり、仕事の依頼も増えてくる。

 以上、クラウドソーシングのメリットとデメリットを紹介した。手軽に始められ、すぐに仕事を受注できるがまとまった収入を得るには、やはりそれ相応の努力が必要になる。収入を得たいというより、隙間時間に何かをしたいと考えているのであれば、クラウドソーシングの利用も検討してみてはいかがだろうか。(記事:IKO・記事一覧を見る

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