Microsoft、「ペイント」をWindows 10から当面は削除せず

2019年4月28日 08:21

Windows Insider Programを担当するMicrosoftのBrandon LeBlanc氏は22日、当面は「ペイント(mspaint.exe)」がWindows 10の標準アプリのままになることを明言した(LeBlanc氏のツイートNeowinの記事The Vergeの記事Windows Centralの記事)。 Microsoftは2017年、ペイントをWindows 10 Fall Creators Update(バージョン1709)で非推奨とすることを発表し、Windows 10の標準アプリではなくMicrosoftストアで提供する計画を明らかにした。同年12月に提供が始まったWindows 10 Insider Preview ビルド17063のペイントでは、間もなくMicrosoftストアへ移動するといった情報を表示する「Product alert(製品の警告)」ボタンがツールバーに追加されており、Windows 10 バージョン1803/1809のリリースビルドにもボタンが存在する。 しかし、最近のInsider Previewビルドでは19H1/20H1ともに「製品の警告」ボタンがなくなっており、ペイントの削除が結局取りやめになったのではないかと話題になっていた。現在Windows 10 May 2019 Update(19H1、バージョン1903)のリリースプレビューとなっているビルド18362.53にも「製品の警告」ボタンは存在しない。 LeBlanc氏の発言はこれに関するTwitterでの質問に答えたもので、バージョン1903にはペイントが含まれ、現在のところWindows 10に含まれ続ける予定だと述べている。

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