気分転換が副業に? 海で遊んで稼ぐ「シーグラス」とは
2019年4月26日 17:37
サラリーマンの新たな収入源となる「稼げる副業」が注目されるなか、「遊びながらできる副業」として「シーグラス収集」が密かなブームとなっているという。
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■そもそも「シーグラス」とは…?
シーグラスとは、海に捨てられたガラス瓶などが波の力や岩辺等で粉々になり、長期間波にもまれ、角が丸くなって砂浜に流れ着いたもの。単純に角が取れたものから、漂流中に着色して見栄えの大きく変わったものまで、様々な模様や形のものが漂着している。
■どのようにして「シーグラス」を副業に繋げるか?
シーグラスは、レストランのインテリアやアクセサリーなどのおしゃれ雑貨の素材としてネットやフリマアプリで販売されている。メルカリやラクマなどの手軽なフリマアプリから、Amazonでの販売等様々な形態で流通しているのだ。休みの日に、気分転換で海へ遊びに行き、散歩がてら砂浜に落ちているシーグラスを拾うことで、ちょっとした副業収入につながっていく。
■どんな「シーグラス」が売れるのか?
もちろん、砂浜に落ちているすべてのシーグラスが商品になるわけではない。市場に求められるものにはいくつか条件がある。(1)色や形が美しいもの(2)光沢が少なく、表面がすりガラスのようになっているもの(3)角がしっかり取れていて丸くなっているもの、の3点が重要となる。
また、採取した後はしっかりと付着した砂を洗い流し、半日ほどかけて干して乾かすことで、綺麗にするのも大切なポイント。採取してから販売までの手順はそこまで難しくないので、誰でも気軽に始めることができる。より売れるようにするために、色や形のバランスを考えて袋詰めしたり、採取したシーグラスをもとに雑貨を自ら作ったりと、アイデア次第で色々な販売方法が生み出せる。
■プライベートを大切にできる副業に
副業を行いすぎることで、「お金を稼ぐ」ことに追われて疲弊するサラリーマンが少しずつだが増えてきている。そんな中、趣味の一環として、心にゆとりを持ちながらできる副業も良いものだといえる。海に気軽に行くことができる人や、海に癒されたいという人に、おすすめしたい。(記事:後藤遼太・記事一覧を見る)