Chromiumベースの新Microsoft Edge、接続先により別のブラウザに偽装の機能

2019年4月23日 22:41

headless曰く、 Chromiumベースの新Microsoft Edgeには、接続先に応じてUser Agent(UA)文字列を偽装し、別のブラウザのふりをする機能があるそうだ(Bleeping ComputerBetaNewsOn MSFT)。

 Bleeping Computerによると、新Microsoft Edgeは起動時にconfig.skype.comへ接続し、UAを偽装するサイトのリストなどを含むJSON形式の設定ファイルをダウンロードするそうだ。偽装先のブラウザはGoogle Chromeと現行版のMicrosoft Edge。現行版のMicrosoft EdgeではUA文字列でMicrosoft Edgeを示す部分が「Edge」となっているのに対し、新Microsoft Edgeでは「Edg」になっている。

 Chromeに偽装するのはfacebook.comやmessenger.comなど、現行版Edgeに偽装するのはnetflix.comやnapster.comなど。偽装の理由は明らかにされていないが、ブラウザーによって表示が変わるWebサイトで最良の表示になるようUAが切り替えられているとみられる。

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