米国法執行機関によるGoogleへの位置情報開示請求、大幅に増加
2019年4月19日 12:38
あるAnonymous Coward曰く、 米国の法執行機関が、Googleが蓄積している位置情報データを犯罪捜査目的で要求するケースが増えているという(ITmedia、CNET Japan、Engadget日本版、New York Times Slashdot)。
位置情報データの要求は場所・時間を指定した「ジオフェンス令状」という令状で行われているとのこと。Googleはこの令状による要求に対し、その条件を満たしたデバイスの情報を匿名化して警察などに提供するという。警察はこれを分析して事件に関係のある端末の情報を絞り込み、その後改めてGoogleにその詳細な個人情報を要求するという。
現在、位置情報データの要求は1週間に180件ほど行われているとの証言もあるそうだ。一方でGoogleはそれぞれの要求に対し、正当なものかどうか検証してから返答しているという。