非正規労働者の満足度、必ずしも正規労働者より低くはない

2019年4月16日 21:01

 非正規労働者は正規労働者と比べて待遇が悪いと言われるが、就職・転職サイトを運営するヴォーカーズの調査レポートによると、正規労働者と非正規労働者の満足度を比較した場合、必ずしも非正規労働者の満足度が低いわけではないという(MAG2NEWS)。

 調査結果では、「待遇の満足度」や「風通しの良さ」、「20代成長環境」「人事評価の適正感」は正規労働者の方が満足度が高かった一方で、「社員の士気」や「社員の相互尊重」、「人材の長期育成」「法令順守意識」については非正規労働者の方が満足度が高かったそうだ。さらに残業時間は非正規労働者の方が少なく、有給消化率も非正規労働者の方が高かった。

 とはいえ、平均年収は中小企業で約100万円、大企業では200万円以上の差があるという。また、非正規労働者は中小企業も大企業も平均年収は変わらないそうだ。

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