新紙幣のデザイン、額面数字のフォントに賛否
2019年4月11日 08:55
財務省が紙幣(日本銀行券)を一新することを発表した(日経新聞)。発表された新紙幣は2024年度上半期より流通が開始される模様。紙幣は概ね20年ごとに刷新されており、前回の紙幣デザイン変更は2004年。そのため2024年というスケジュールが決まったようだ。
一新されるのは1000円および5000円、1万円札。2000円札については現行のままで変更はないという。券面に印刷される肖像には1000円札では北里柴三郎、5000円札では津田梅子、1万円札では渋沢栄一が選ばれた。
新紙幣の流通に応じて、自動販売機や両替機、ATMなどでは対応が必要となる。これらによる経済効果も期待されているが、こうした現金利用のためのコストがキャッシュレス決済普及の追い風になるとの声もあるようだ(日経新聞)。
いっぽうでネットでは、公開された「新紙幣のイメージ」について賛否両論が出ている(ITmedia)。特に額面を示す文字で使われているフォントがゴシック体のようになっている点が大きく話題となっている。