三菱UFJニコス、愛知県岡崎市で市税等にクレジットカード納付を導入
2019年4月5日 16:51
愛知県岡崎市は、市税等を納付するに際し、インターネット経由・クレジットカードで収納する業務を4月1日に開始した。三菱UFJニコスならびに中部しんきんカードを指定代理納付者に指定、エフレジ社の「F-REGI公金支払い」を導入したものである。
公共料金のたぐいをコンビニエンスストア等で支払えるようになって久しい。あれはあれで重宝ではあるが、しかし時代は電子決済へと大きく足を踏み入れようとしている当今である。今回の導入はあくまで愛知県岡崎市に限ったものではあるが、今後類似のサービスは拡大していくものと期待され、より一層の利便性が高まっていくことになるであろう。
納付にあたっては、岡崎市のホームページからオンライン納付専用画面にアクセス、納付書のバーコードをスマートフォン/タブレットのカメラから読み取り、必要事項を入力してクレジットカードで支払うことができる。
インターネット経由であるので当然ながら24時間、どこからでも納付が可能になったということであり、また、クレジットカードのポイント付与の対象にもなるという。ただシステム利用料が若干かかるとのことではあるが。
対象となる税目は、市民税・県民税(普通徴収)、固定資産税・都市計画税、軽自動車税、国民健康保険料、後期高齢者医療保険料。利用可能なクレジットカードは、Visa、Mastercard、JCB、American Express、Dinersである。
なお、F-REGI公金支払いは、地方自治体や行政機関の公共料金・ふるさと納税などをオンライン決済可能とするFintechサービスの総称で、既に北海道から沖縄まで全国180を超える自治体で導入実績があるという。(記事:藤沢文太・記事一覧を見る)