政府の行政文書電子化、「御名御璽」は電子化対象外で紙を原本に
2019年4月2日 22:10
政府は公文書の電子管理を進めているが、天皇による署名・押印である「御名御璽」や閣議署は電子管理の対象外となるそうだ。紙媒体として保存することが資料・記録としての価値を維持する上で不可欠との判断(時事通信)。
政府の方針では今後行政文書について電子媒体を正本・原本とするとしているが、例えば4月1日に発表された新元号に関する政令も天皇による署名や押印が行われるとのことで、こちらは紙の書類を原本として保存する。また、新元号を書いた「墨書」も同様だという。