Google、クラウドベースのゲームプラットフォーム「STADIA」を発表
2019年3月21日 11:57
Googleがゲームプラットフォーム「STADIA」を発表した。プレイヤー側の端末では映像や音声の受信とプレイヤーから受け付けた入力の送信のみを行い、各種処理やレンダリングはGoogleのデータセンター内で完結させる「クラウドゲーミング」プラットフォームで、Googleによるとスマートフォンを含むすべてのプラットフォームで4K解像度のグラフィックを60fpsで楽しめるという(ファミ通.com、4Gamer、GAME Watch、Game*Spark、IGN)。
無線LAN経由でインターネットに接続できる専用のコントローラも発表された。直接Googleのデータセンターにコントローラの操作情報を送信することで、ユーザーからの入力を低遅延で受け付けることができるという。
そのほか、特徴としては下記が挙げられている。
プレイ中のゲームをほかのユーザーと簡単に共有可能 ブラウザでサービスにアクセスしてからわずか数秒でゲームを開始できる 将来的には8K解像度や120以上のfpsにも対応予定 世界中に設置されているGoogleのコンテンツ配信ノードを活用することで低遅延を実現 まずは2019年中に米国およびカナダ、英国、欧州でサービスを開始するろのことで、すでに複数のゲームデベロッパーやゲームエンジデベロッパーとパートナーシップを結んでいるとのこと。対応タイトルとしてはId Softwareの「DOOM Eternal」が発表されているが、それ以外のタイトルや料金プラン等についてはまだ明らかにされていない。