メドピア、医師向けにスカウト型の転職支援「MedPeer SCOUT」提供へ
2019年3月21日 14:04
メドピア(東京都中央区)は、医師向けのスカウト型転職支援サービス「MedPeer SCOUT(メドピアスカウト)」を4月1日にリリースすると発表した。転職したい医師が自身の経歴をサイト上に登録すると、転職支援を行う転職エージェントのコンサルタントから、その経歴に見合った求人案件情報が送られてくる。
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同社は元々、「MedPeer」という医師専用のコミュニティサイトを運営している。登録者同士で臨床やLifeに関するテーマをディスカッションできる掲示板サービスや、臨床をサポートしてくれる診療ノウハウや医療情報を閲覧できるニュースサービスなどを提供。他にも、医薬品の処方経験共有サービス、各疾患の第一線で活躍するエキスパートな医師に直接相談できるサービスなど、充実した医師向けのサービスが売りのサイトだ。登録している医師は12万人を超える。
加えて、「MedPeer Career」という医師専門の求人情報サービスも運営しており、ここに「MedPeer SCOUT」が加わることで、より深く医師のキャリア支援を行えるようになる。転職したい医師がMedPeer SCOUTを利用する最大のメリットは、自分で求人情報を検索する手間が不要になるという点だ。
経歴や希望条件を入力しておけば、その経歴を閲覧した転職エージェントから求人情報が送られてくる。送られてくる求人情報の中には、自分では思いつきもしなかった、新たな進路に気づかせてくれるものもあるだろう。
また転職エージェントが提案してくる求人情報には、基本的に想定年収が記載されている。病院で働いているだけでは見えてこない、自分自身の本当の市場価値を確認することができるのだ。自らキャリアプランを切り開いていく必要に迫られている現代の医師にとっては、値千金の情報と言ってもよさそうだ。
同社は今後も、「Supporting Doctors, Helping Patients.」をミッションとして、医師向けのサービス拡充を図る構えだ。