コーヒー豆のサブスクリプションアプリ「PostCoffee」リリース iOS版で

2019年3月19日 21:08

 POST COFFEE(東京都渋谷区)は19日、オンデマンド型サブスクリプションサービスのiOS版アプリ「PostCoffee(ポストコーヒー)」をリリースした。本当に美味しい質の高いスペシャルティコーヒーを、自宅で気軽に楽しめるようにすることにフォーカスして開発された国内初のサービスという。

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 サービスの利用方法は簡単で、ユーザーが欲しいと思ったときにアプリ経由で注文すると、翌日にはポスト投函でコーヒー豆が届く。従来型の定期便にありがちな、「まだ必要としていなくても次の商品が届いてしまう」という問題を、オンデマンド型のサービスとすることで解決した格好だ。ユーザーはコーヒーが無くなってきたと感じたタイミングでアプリを立ち上げ、ワンタップするだけでいい。

 ポスト投函であるため、商品の到着を自宅で待って受け取る必要がない点も大きなメリットと言えるだろう。届けられるコーヒーの豆は、全てスペシャルティコーヒーが使用されている。8種のシングルオリジンにPostCoffeeオリジナルブレンドを加えた全9種の中から、好みのコーヒーを選択して購入可能だ。

スペシャルティコーヒーの購入は心理的・物理的ハードルが高い。何より提供する店舗数自体が少数であるため、普段の生活圏内で購入できる人は少ない。ネット通販を利用した場合でも、注文から受け取りまでにはそれなりに日数が必要だ。「PostCoffee」は、それらの問題を解決するサービスとなる。

 利用は、月額無料の「通常メンバー」と月額1,280円(価格は税抜)の「マンスリーメンバー」を用意。マンスリーメンバーには、毎月コーヒー1パッケージ(150g・約10杯分、1,280円相当)が無料となることに加え、全ての注文の送料も無料となる。「通常メンバー」の場合は、1注文あたり280円の送料が必要だ。

 さらに登録から2週間はお試し期間となり、無料でお試しセットが届きコーヒー豆を試すことができる。今回のリリースにあたり、マンスリープランに登録した先着3,000名を対象として、無料のスターターキットが届く記念キャンペーンも実施されている。スターターキットの内容は1杯分量のコーヒー豆3種とオリジナルドリッパー、ペーパーフィルターだ。

 アプリには今後も随時新機能を追加する予定としており、2019年7月までには、AIを活用した豆の好みのサジェスト機能と、豆選びを相談できるチャット機能を搭載予定。将来的にはオフィス向けのサブスクリプションプランや、定額で無制限にコーヒーを注文できるコーヒースタンドチェーンの展開も視野に入れている。ユーザーが高品質なコーヒーをもっと気軽に楽しめる環境づくりに注力する構えだ。

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