マザーズ指数は反落、後場にかけて下げ渋り、IPOミンカブの初値は1400円/マザーズ市況

2019年3月19日 16:04


*16:04JST マザーズ指数は反落、後場にかけて下げ渋り、IPOミンカブの初値は1400円
 19日のマザーズ指数は反落となった。前日の米国株式市場でNYダウが4日続伸したが、為替相場は1ドル=111円台前半と円高に振れるなか、マザーズ市場には朝方から利益確定の動きが先行した。その後も本日から開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)の内容を見極めたいなどとの思惑から積極的に押し目買いを入れる向きは限られたが、日経平均が日中にこう着感の強まるなか、個人投資家による中小型株に対する下値拾いの動きは散見された。これにより、マザーズ指数はマイナス圏での推移となったものの、後場にかけて下げ渋る展開となった。なお、売買代金は概算で1386.59億円。騰落数は、値上がり109銘柄、値下がり157銘柄、変わらず9銘柄となった。
 値下がり率上位では、レントラックス<6045>が10%安となったほか、アイリックコーポレーション<7325>やリボミック<4591>がともに9%の下落。売買代金上位では、サンバイオ<4592>、サーバーワークス<4434>、メルカリ<4385>、JIA<7172>が軟調。一方で、エニグモ<3665>、カオナビ<4435>、UUUM<3990>、フィンテックグローバル<8789>は上昇となった。
 なお、本日マザーズ市場に新規上場した2社の初値は、コプロ・ホールディングス<7059>が公開価格を14.6%上回る2395円、ミンカブ・ジ・インフォノイド<4436>は同33.3%上回る1400円となった。《SK》

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