映画『きみと、波にのれたら』湯浅政明最新作、サーフィン好きの女子大生と消防士の恋物語
2019年3月14日 09:12
『夜は短し歩けよ乙女』と『夜明け告げるルーのうた』の湯浅政明監督最新作、映画『きみと、波にのれたら』が、2019年6月21日(金)より全国ロードショー。
アニメ『四畳半神話大系』にはじまり、2017年には『夜は短し歩けよ乙女』で日本アカデミー賞最優秀アニメーション賞を受賞、『夜明け告げるルーのうた』でアヌシー国際アニメーション映画祭長編コンペティション部門クリスタル賞(グランプリ)を受賞した湯浅政明。『きみと、波にのれたら』は、2017年に怒涛の勢いでその名をとどろかせた湯浅政明による長編オリジナル最新作だ。
■女子大生と消防士のラブストーリー
『きみと、波にのれたら』の主人公は向水ひな子。サーフィンが大好きでその腕前もかなりのもの。明るくあっけらかんとした性格だが、自分の未来については自信を持てずにいる。そんな彼女が、大学入学を機に海辺の街に引っ越してきたことから物語は始まる――。引っ越した街で出会ったのは、正義感が強く仕事でも信頼されている、人一倍努力家な消防士・港(みなと)。本作で描くのは、そんな2人のラブストーリーだ。どこか共感できる純粋な主人公の気持ちを、そして2人の淡い恋を、湯浅政明作品ならではの鮮やかなアニメーションにのせていく。
■脚本は『聲の形』『若おかみは小学生!』の吉田玲子
スタッフ陣は、湯浅政明監督作品での活躍が記憶に新しい豪華な面々が揃う。脚本は、『夜明け告げるルーのうた』をはじめ、『聲の形』『若おかみは小学生!』の吉田玲子が担当。音楽は、『夜は短し歩けよ乙女』や『リトルウィッチアカデミア』の大島ミチルが手掛ける。
■声優はGENERATIONS from EXILE TRIBE片寄涼太×川栄李奈
声の出演として港役に、人気ダンス&ボーカルグループ、GENERATIONS from EXILE TRIBEでボーカルを務める片寄涼太。映画『兄に愛されすぎて困ってます』などで俳優としても活躍する片寄が、声優に初挑戦する。ヒロイン・ひな子役には、『嘘を愛する女』『センセイ君主』『人魚の眠る家』などに出演する川栄李奈。声優としては『劇場版ポケットモンスター みんなの物語』などに起用されており、アニメーション映画では初主演となる。“歌”が重要な鍵となる『きみと、波にのれたら』では、片寄と川栄が2人で歌うシーンも登場予定だ。
また、片寄演じる港の妹・雛罌粟洋子(ひなげしようこ)役には、声優初挑戦となる松本穂香を抜擢。港の後輩で新人消防士の川村山葵役には、ドラマ「今日から俺は!!」で注目を集め、映画『惡の華』への出演も決定している伊藤健太郎が選ばれた。
主題歌はGENERATIONS from EXILE TRIBEが担当。映画のために書き下ろした楽曲「Brand New Story」が、ドラマティックな彩りを添える。
■ストーリー
大学入学を機に海辺の街へ越してきたひな子。サーフィンが大好きで、波の上では怖いものなしだが自分の未来については自信を持てずにいた。ある火事騒動をきっかけに、ひな子は消防士の港(みなと)と出会う。一緒にサーフィンに行くなど行動を共にするうちに、ひな子は誰かのために一生懸命になれる港にひかれてゆく。港もまたひな子に対して特別な想いを抱いていたのだった。
■作品詳細
『きみと、波にのれたら』公開時期:2019年6月21日(金)全国ロードショー監督:湯浅政明脚本:吉田玲子出演:片寄涼太(GENERATIONS from EXILE TRIBE)、川栄李奈、松本穂香、伊藤健太郎音楽:大島ミチル配給:東宝