国連の民間航空機関、サイバー攻撃被害を隠蔽
2019年3月12日 13:05
あるAnonymous Coward曰く、 2016年11月に国連・国際民間航空機関(ICAO)のサーバーがサイバー攻撃を受けて乗っ取られ、数か月の間、政府や航空会社のコンピューターにマルウェアを拡散させていたことが分かった(AFP、サイバーセキュリティ.com)。
この問題をロッキード・マーチンが発見し警告したものの、ICAOは対応を行わず、その結果航空業界全体にマルウェアが拡散したという。
ラジオ・カナダが入手した内部文書によると、この件においては対応の遅れや妨害、過失、スタッフによる隠蔽工作といった対応不備もあったという。