豊かな副業生活を送るために必要な習慣化の秘訣
2019年3月9日 17:09
副業元年と呼ばれた2018年から1年。実際に副業を実践している人も多いのではないだろうか。ただ副業をはじめると悩むのが、「どうやって本業やプライベートのバランスを取るか」。本業の傍ら行う副業は、プライベートの時間を割いてはじめる人が圧倒的に多い。すると、せっかく副業によって人生の方向を良くしようとしたのに、かえって、副業によって生活のリズムが崩れ、生活の質が下がる可能性もある。
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本記事では、既に副業をしている人やこれから副業をしたいと考えている人にとって重要な「副業と習慣化の関係」について紹介する。
●そもそも「習慣」とは何か
習慣とは、端的にいえば「意識せずにできる行動」のことである。無意識的にその行動ができるようになれば、それは習慣化されているということになる。習慣にすることによって、継続的な取り組みになっていく。そうすると時間をかけることができるので自然と上達し、結果として望む成果も出やすくなる。人間にとって習慣は、唯一にして絶対の「成功の秘訣」といっても過言ではないだろう。
●副業と習慣の関係
副業が習慣化できれば、意識せずとも副業の仕事に取り組めることになる。毎日、「いつ副業の仕事をしようか」と考え、そこに悩みや決断が介在してしまうと、意思決定に負荷がかかり継続的に取り組むことが難しくなる。結果として成果も出にくくなる。逆に副業の仕事を習慣化することが可能となれば、上で述べた「継続→上達→成果」のサイクルを作ることができる。したがって副業をするにあたっては、この習慣化こそが鍵になる。
●副業を習慣化するための3つのポイント
(1)「無駄な時間」を「副業の時間」に変える。
副業は、ただでさえ忙しい日々から時間を捻出して行うことになる。それにあたっては、「自分にとって必要のない時間」をあぶり出し、その時間を「生産的な副業の時間」に見直すのが、一番のポイント。
例)「毎日寝る前にスマホを触ってしまう」→「スマホは寝る前の2時間は触らないと決め、その時間を副業に仕事に使う」
(2)時間割を設定する。
24時間という時間を有効に使うためには、本業以外の時間も時間割を設定し、うまくタイムマネジメントするのが重要である。毎週土曜日は副業の時間に当てる、毎朝出社前の時間を副業の時間とする、などとして事前に副業の時間をまとまりとしてブロックし時間割として組み込むと、「いつやるか」の悩みが消える。
(3)はじめの一歩をできるだけ小さくする。
1回ですべての仕事を片付けようとすると、どうしても億劫になってしまい、副業の仕事そのものが面倒に感じてしまう可能性がある。したがって仕事を細かく分割することで、取り組みやすくするのがポイント。特にはじめの一歩は腰が重くなりがちなので、特に小さなステップにすることが重要だといえる。
●まとめ
副業は、人生の新しい扉を開けるステップになる点で取り組むべき価値がある。一方、プライベートな時間を侵食しがちなので、副業そのものが嫌になる危険性を常に、はらんでいる。副業をしている人、副業を考えている人には、ぜひ本記事で触れた習慣化の技術を使って、豊かな副業生活を送ってほしい。