コンビニの利用頻度が減少傾向 週1回以上は5割強 マイボイスコム調査

2019年3月4日 21:44

 マイボイスコムの調査によると、コンビニエンスストアをよく利用する人の割合は横ばいとなっているものの、全体の利用頻度は減少傾向にあることが分かった。

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■コンビニ利用「ほとんど毎日」は6.1%

 4日、ネットリサーチサービスなどを提供するマイボイスコムが「コンビニエンスストアの利用に関するアンケート調査」を発表した。これは、10代から70代の男女1万578人を対象にインターネット調査をおこなったもので、2016年2月についで5回目。

 コンビニエンスストアの利用頻度を尋ねたところ、「ほとんど毎日」は6.1%、「週4~5回」は8.6%、「週2~3回」は19.9%、「週1回」は18.7%、「月に2~3回」は19.2%、「月に1回」は9.2%、「月に1回未満」は13.6%、「利用していない」は4.7%だった(他に無回答あり)。

■利用頻度は減少傾向

 過去の推移をみると、「ほとんど毎日」は、第1回(2011年2月)の6.2%から、第2回(2012年2月)には5.4%、第3回(2014年2月)には5.1%と減ったものの、第4回(2016年2月)には5.7%、そして今回の第5回は6.1%と盛り返している。

 「ほとんど毎日」や「週に4~5回」を含めて、週に2~3回以上利用する人は、第1回以降35%前後と横ばい。ただし「週に1回」と答えた人は第1回の22.5%から、21.2%、20.2%、20.1%、18.7%と減少傾向にあるため、週に1回以上利用する人の合計でみると減少している。

 また「月に1回未満」と答えた人は第1回の12.0%から12.5%、12.7%、12.9%、13.6%と増加。「利用していない」と答えた人は第1回の2.8%から3.4%、4.1%、5.3%と第4回まで増加してきたものの、今回は4.7%と減少しており、全体の利用頻度は減少傾向にある。

■利用するコンビニはセブンイレブンが5連覇

 よく利用するコンビニエンスストア(複数回答)では、セブンイレブンが79.7%、ファミリーマートが62.1%、ローソンが60.2%と、この3チェーンが圧倒的。ついでミニストップが8.3%、セイコーマートが4.9%、デイリーヤマザキが3.4%などとなっている。セブンイレブンは第1回の69.7%から5回連続でトップとなっている。

■コンビニにあってよかったもの

 コンビニエンスストアにあってよかったと思うものを尋ねたところ(複数回答)、最も多かったものは「お弁当やおにぎり、パンなど」が47.0%。ついで「トイレ」(32.8%)、「公共料金の支払い」(30.0%)、「コンビニATM」(24.5%)、「郵便ポスト、切手・はがき類」(23.2%)、「飲み物(お酒以外)」(21.6%)、「お菓子類」(20.9%)、「宅配便・ゆうパックの発送」(19.0%)、「レジ横の調理品」(18.6%)、「コンビニコーヒー」(17.2%)などと続いている。(記事:県田勢・記事一覧を見る

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