新たに発見された木星の衛星、5個の名称募集中
2019年3月1日 23:05
headless曰く、 カーネギー研究所が昨年発表した、新たに発見された木星の衛星12個のうち5個について、名称を募集している(カーネギー研究所、The Register)。
応募は名称に文章または動画による選択理由の説明を添え、@JupiterLunacy宛にハッシュタグ「#NameJupitersMoons」を付けてツイートすればいい。募集期間は4月15日まで。木星(Jupiter)の衛星の名称となるため、ローマ神話またはギリシャ神話の登場人物で、ユピテル(Jupiter、ローマ神話)またはゼウス(ギリシャ神話)の子孫または愛人として描かれた人物の名前であることが必須だ。
また、16文字以内(1語であることが望ましい)、すべての言語や文化で不快感を与えないこと、既存の衛星や小惑星の名称と似すぎていないこと、商業的な名称や存命中の人物を記念する名称の禁止といった条件も挙げられている。このほか、主に政治・軍事・宗教活動に関連する個人・場所・出来事の名称として知られているものは不適切とのこと。
個別の衛星に関するルールとしては、木星の自転と反対方向に公転(逆行)するS/2003 J5(Jupiter LVII)とS/2003 J15(Jupiter LVIII)、S/2003 J3(Jupiter LX)の名称は「e」で終わる必要がある。一方、木星の自転方向に公転(順行)するS/2017 J4(Jupiter LXV)とS/2018 J1(Jupiter LXXI)の名称は「a」で終わる必要があるとのことだ。