チームラボの展覧会が兵庫・姫路市立美術館で開催
2019年2月24日 16:47
展覧会「チームラボ 世界は暗闇からはじまるが、それでもやさしくうつくしい」が、兵庫・姫路市立美術館にて2019年4月20日(土)から6月16日(日)まで開催される。 割引前売券は3月8日(金)より販売となる。
ひとつの詩のような展覧会タイトルは、チームラボがこれまで展開してきた、観る者を作品に没入させ、融合させることで、作品と作品、さらには自己と他者の境界が曖昧になる体験を創出するという根幹の部分に繋がっている。本展でチームラボは、人々を作品の一部とし、人々と世界との関係性を、より連続的なものに変えることを試みている。タイトルにもなった作品《世界は暗闇から始まるが、それでもやさしくうつくしい》のほか、アーティスト自らが厳選したアート作品を組み合わせることによって、“今、ここでしかできない場”を創出する。
■展示作品
■《世界は暗闇から始まるが、それでもやさしくうつくしい》
《世界は暗闇から始まるが、それでもやさしくうつくしい》は、作品に人が参加し、相互作用を生み出すことでひとつの“世界”を創り出す作品。例えば、蝶は火が嫌いで離れるが、 花は好きで近づいていく。風が吹けば植物が漂うなど。それぞれがもつ関係性や物理的な影響によって互い変化を伴う自然の原理を作品のなかで緻密に表現していく。
■《Black Waves: 埋もれ失いそして生まれる》
前近代の日本の絵画において、川や海など水は、線の集合として表現されることが多く、その集合から人々は生命感を見出してきた。そこにヒントを得た《Black Waves: 埋もれ失いそして生まれる 》は、昔から変わらぬ川や海の表現における生命感の源を改めて考えさせてくれる作品。水の粒子の挙動をもとに、三次元上に描かれた波の層を平面化し、1つの連続した波による映像インスタレーションを完成させている。
■《永遠の今の中で連続する生と死 II》
《永遠の今の中で連続する生と死 II》は、生まれ、つぼみをつけ、咲き、やがては散り、枯れて死んでいくという花の誕生と死滅の連鎖に着目した作品だ。作品の置かれた場所の日の出とともに作品世界は明るくなり、日の入りとともに暗くなっていく。そして、1年を通して、咲いていく花々が移り変わっていくという様子を、コンピュータプログラムによってリアルタイムで描く。
【詳細】チームラボ 世界は暗闇からはじまるが、 それでもやさしくうつくしいteamLab: Born From the Darkness a Loving, and Beautiful World会期:2019年4月20日(土)~6月16日(日)時間:10:00~17:00(最終入場 16:30)※4月27日(土)~5月6日(月)は、 10:00~18:00(最終入場 17:30)休館日:月曜日※4月29日(月)、5月6日(月)は開館会場:姫路市立美術館 企画展示室(兵庫県姫路市本町68-25)入場料:一般 1,400(1,200)円、大高生 1,000(800)円、中小生 600(400)円、未就学児 無料※( )内は前売料金※20名以上の団体は前売券と同料金チケット販売:姫路市立美術館(当日券のみ)、チケットぴあ(Pコード: 992-130)、ローソンチケット(Lコード: 53564)、セブンーイレブン、イープラス、CNプレイガイドなどの主要プレイガイド、コンビニエンスストア※前売り券販売期間は3月8日(金)~4月19日(金)※姫路市立美術館では当日券のみ購入可能。前売券は購入不可。