ららぽーと柏の葉、子育て世代向け商品強化しリニューアル 3月20日より

2019年2月20日 18:02

 三井不動産は19日、千葉県柏市のショッピングパーク「ららぽーと柏の葉」をリニューアルし、3月20日から新規出店、改装の29店舗が順次オープンすることを明らかにした。リニューアルは今回が3回目で、食とコスメを中心に子育て世代向けの商品を強化し、フードコート、広場を改修して親子でより楽しめるショッピングパークとする。

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 29店舗の内訳は新規出店が16、改装が13。食の面では、北海道から沖縄県まで全国の旬の鮮魚を仕入れている柏市公設総合地方卸売市場の水産仲卸平庄グループの鮮魚店「仙台北辰」が、新設されるフードマーケットに登場、マグロの解体ショーなどイベントでも集客にひと役買う。

 北海道産品のセレクトショップ「北海道くらし百貨店」は、関東地方に初出店sとなり、ららぽーと柏の葉限定のソフトクリームなど北海道ゆかりの商品を並べる。

 暮らし関係では、コスメ、ファッショングッズの「miomio」、ラグジュアリーコスメの「NARCIS」がともに千葉県初出店。このほか、玩具・子ども用品の「トイザらス」が小型店を新たにオープンさせる。

 3階のフードコートには、千葉県初となる「オムライスラボ」のほか、ラーメンの「博多一風堂」、長崎ちゃんぽんの「リンガーハット」、本格カレーの「100時間カレーエクスプレス」が登場する。

 フードコートはボックス席やソファー席に加え、新たに大家族向けの大型テーブルを配置するほか、完全個室型の授乳室も新設し、ファミリー層の利便性を向上させる。イベント広場には人工芝を敷設し、スポーツや音楽イベントをより楽しめる場にする。未就学児向けの遊び場も同時に新設する。

 ららぽーと柏の葉は、2006年につくばエクスプレスの柏の葉駅前に開業。現在は本館と北館で約180店舗が営業し、店舗面積は2館合わせて約5万平方メートルに及ぶ。駅周辺はマンションの開発ラッシュが続いており、ファミリー層が増えている。(記事:高田泰・記事一覧を見る

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