ジェットスター、成田発着便の累計搭乗者2千万人達成 記念セールも
2019年2月15日 07:46
ジェットスター・ジャパンは13日、成田空港を発着する運航便の累積搭乗者数が2,000万人を突破したと発表。2012年7月の就航以来、およそ6年7カ月での突破となった。同社は、これを記念したキャンペーンを、14日から20日の期間限定で実施する。
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今回のキャンペーンセールは「Super Star Sale」と銘打ち、発売期間は2月14日18:00から2月20日18:00まで。座席数や曜日指定で、成田発着の国内線13路線を2,000円から5,990円の運賃で販売する。2,000円セールの路線は、宮古(下千島)、熊本、松山、那覇、長崎である。
ジェットスター・ジャパンは2011年9月、JALとオーストラリアのカンタス航空グループ、そして三菱商事の3社が3分の1ずつ出資して設立された格安航空会社(LCC)である。成田国際空港をハブ空港としているが、関西国際空港も第2の拠点として運航している。
日本からの国際線発着は、成田、関空、名古屋とし、国内線についてはこの3空港を拠点としながら、札幌・福岡などと併せ15空港から発着している(19年2月現在)。
就航以来、国内のLCCとしては最大のネットワークを展開し、成田発着を含めて2,800万人以上の旅客が利用しているとのこと。
ジェットスター・ジャパンの成長要因として見逃すことができない「戦略」がある。それは【最低価格保証】だ。国内の家電量販店かと見間違うような制度ではあるが、これが他社の追従を許さない成功要因のひとつになっている。「同一路線・同一日程・同じ時間帯で他社の運賃がジェットスター・ジャパンよりも安ければ、運賃を10%安くすることを保証する」というのものだ。
独自のアイディアや企業努力によって、より安く・より良いサービスを提供してくれることは、利用者にとって大いに歓迎すべきことである。(記事:kan1713・記事一覧を見る)