訪日客向けアプリ「JAPAN Trip Navigator」、レストラン予約など追加
2019年2月7日 21:15
JTBとナビタイムジャパン、日本マイクロソフトの3社が開発し2018年2月から運用している訪日外国人の旅行サポートアプリ「JAPAN Trip Navigator」に、レストランをオンライン予約できる機能などが追加された。
【こちらも】訪日外国人客の消費額、2018年は過去最高の4.5兆円 1人当たりは3年連続減少
「JAPAN Trip Navigator」は、iPhone、Android端末に対応し、「デジタル×ヒューマンタッチ」をコンセプトとして、英語で日本全国の観光情報を提供してきた。
今回のバージョンアップでは、これまでの英語表記に加えて、台湾や香港などの中華圏で使われる繁体字での表記を追加し、増加するアジアからの旅行者がアプリを利用しやすくした。また、日本美食と連携し、レストランの検索機能とオンライン予約機能を追加。外国人旅行者の訪日目的の一つに日本での「食事」があることから、訪日旅行者の食の体験充実に貢献する。
さらに、ホーム画面のインターフェイスもリニューアルし、アプリユーザーが観光情報をより入手しやすくするように工夫した。旅行者の現在地のそばにある観光情報を探せる「Near Me(現在地の近隣情報)」タブを設けるとともに、目的地別に探せる「Destination(47都道府県・約300の地域情報)」タブや、テーマ別に国内旅を紹介する「Interest(女子旅、食などテーマ別情報)」、「Model Plans(都道府県別モデルプラン)」などを設けた。またチケット予約と連動した「Tour&Ticket(体験・アクティビティ・チケット購入)」も設定した。
JAPAN Trip Navigatorでは、訪日外国人の国内旅行を支援するため、さらに様々な機能を追加搭載していくだけでなく、アプリの運用を通して得られた訪日旅行者の移動、嗜好データなどを分析し、訪日外国人旅行者の誘客など、インバウンドビジネスの活性化に貢献していくという。