スマホを保護し抗菌・クリーニング効果もあるガラスコーティング剤登場

2019年2月4日 19:05

 塗るだけでスマホをコーティングできるガラスコーティング剤 「OZONE(オゾン)」が「Makuake」でクラウドファンディング中だ。この製品はコーティング剤をスマホ本体画面や縁、背面に塗ることでガラスを保護するだけでなく、抗菌作用もあるという。

 「OZONE」の使い方は極めて簡単で、付属のスプレーに水を入れて吹きかけ乾いたクロスで拭き取り、アルコールパッドで油分を落とし、更に表面の水分を拭き取る。そしてコーティング剤をスマホの画面に広げ、小さいクロスで円を描くようにまんべんなく塗り込んでいく。その後、付属スプレーで水を吹きかけてガラス化させる。このコーティング剤を塗り込み、ガラス化させる工程を合計3回繰り返して完成。

 コーティング剤を使用した後の表面強度は、純度100%ガラス被膜で9H以上。1回で6層のガラス被膜が形成されるので、3回重ね塗りをすることで18層を形成できる。板ガラスに鉄球を落下させる実験では、未加工の板ガラスは高さ15cmから鉄球落下で割れたのに対しONONEを3回重ね塗りしたものは90cmの高さで割れ、衝撃に強いことが実証されている。

 また、OZONEには光触媒による酸化分解反応で、有害な化学物質やウイルスなどを分解・無害化できるという。さらに水がかかると膜ができ、汚れを自然に洗い流すセルフクリーニング効果もあるとのこと。OZONEはスマホ以外にも時計、メガネ、フィギュアなどさまざまなものに使えるので外でよく使うものや大事に保管しておきたいものにも効果的だ。なお、東京工業試験所の試験データによると、強度はコーティングした直後は4H。約20日間で9Hに硬化するので、しばらくは衝撃を与えないように注意が必要となる。

 プロジェクトはすでに達成しており、支援ができるのは4月15日まで。価格は1つあたり3,000円で、200名限定5%OFF2,850円や2個5,400円のコースなども用意されている。気になる人は終了前に検討してみよう。(※表示価格はいずれも税込み)

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